インタビュー:町田・町田駅南口相模原側で援交している20代女性3人
1人目:ゆか(仮名)、23歳
Q: 町田の立ちんぼスポットについて教えてください。
「町田駅南口は昔から若い女の子が立ってる場所として知られているけど、最近は特に相模原側が盛り上がってるんです。週末になると、人通りが多いし、他の女の子も多いから、逆に目立ちにくいっていうか、安心して立っていられるんです。」
Q: どれくらいの頻度で立ちんぼをしているんですか?
「私は週に4、5日ぐらいかな。仕事がある日は夜9時くらいから始めて、深夜2時くらいまで立っています。仕事が休みの日はもっと早い時間から来て、遅くまでいますね。」
Q: 1日にどれくらい稼げるんですか?
「平日は2、3人のお客さんがつけばいい方で、1日2~3万円くらいです。週末はもっと忙しくて、5人くらいのお客さんがつくこともあるので、5万円以上稼げることもあります。でも、最近はコロナの影響で人が減ったり、警察の取り締まりが厳しくなったりしているので、安定して稼げる日は少ないですね。」
Q: どんなタイプの男性が客として多いですか?
「30代後半から50代くらいのサラリーマンが多いですね。仕事帰りにちょっと寄ってみたって感じの人が多いです。特に、家庭を持っているけど、家では満たされないって言ってくる人が多いですね。若い人は少なくて、逆に怖がって近づいてこないことが多いかな。」
2人目:さや(仮名)、26歳
Q: 立ちんぼを始めたきっかけは何ですか?
「正直、最初はちょっとした好奇心でした。友達がやっていて、『簡単にお金が稼げるよ』って言われて興味を持ったんです。でも、一度やってみたら、すぐにお金が手に入ることにハマっちゃって。仕事で疲れたり、ストレスが溜まったりしたときに、『これでお金がもらえるなら』っていう気持ちが強くなったんです。」
Q: どれくらいの頻度で立ちんぼをしていますか?
「今は週に3日くらいですね。平日の夜に2回、週末に1回って感じで。平日は仕事が終わった後に、週末は気分転換がてらにやっています。」
Q: 収入はどのくらいですか?
「平日は1回につき1万5000円から2万円くらいが相場で、週に3、4万円稼げればいい方ですね。週末はもう少し高めで、1回2万5000円くらいもらえることが多いです。全体的に見れば、月に10万円から15万円くらいは稼げています。」
Q: どんなタイプの男性が客として来ますか?
「40代の独身男性が多い印象ですね。寂しさを紛らわすために来る人が多くて、話を聞いて欲しいっていう人も結構います。意外とお金持ちの人もいて、たまに『これで何か美味しいものでも食べな』って言って、お金を多めにくれる人もいます。」
3人目:あや(仮名)、28歳
Q: 立ちんぼをする理由は何ですか?
「私はもともと普通のOLでしたが、給料が安くて生活が厳しかったんです。それで、友達に相談したら『立ちんぼやってみたら?』って言われて始めたのがきっかけです。今は普通の仕事も続けてますが、生活費を補うために立ちんぼを続けています。」
Q: 週にどれくらいの頻度で立ちんぼをしていますか?
「週に2、3回ですね。平日の夜に1回と、土曜日の夜に1回が定番です。日曜日はゆっくり休みたいので、あまりやりません。」
Q: どれくらいの収入がありますか?
「平日は1回で2万円前後、週末は3万円から4万円くらい稼げることが多いです。月にすると12万円から15万円くらいになることが多いです。これがないと、正直生活が成り立たない状況です。」
Q: どんな男性が客として来ることが多いですか?
「40代から50代の男性が多いです。特に、家庭を持っているけど家に居場所がないという人が多いですね。私の話を聞いてくれる人もいて、意外と精神的な支えにもなっているんです。でも、たまに暴力的なお客さんもいるので、そういうときはすぐに逃げるようにしています。」
町田の立ちんぼスポットは、若い女性が集まりやすい場所として知られており、特に相模原側が盛り上がっています。彼女たちは週に数回このスポットで活動し、1日に2万円から5万円を稼ぐことが多いです。客層は主に30代から50代のサラリーマンや独身男性が中心で、家庭や仕事での不満を抱えた人々が多い傾向にあります。彼女たちの活動は、生活を支えるための重要な収入源となっており、その背景には多くの個人的な理由や状況が存在しています。
町田駅南口の相模原側における立ちんぼの現状についてインタビューを通じて知ることができましたが、このような状況に対して私自身の意見も述べさせていただきます。
まず、立ちんぼや援交といった行為は、日本社会における経済的不安定さや、女性の選択肢の限界を映し出していると言えるでしょう。インタビューを行った3人の女性が共通して述べていたのは、「生活費を補うため」という現実的な理由です。特に、現代の日本では、正社員であっても生活に余裕がない状況が増えており、低賃金や長時間労働に追われる中で、彼女たちは「早く、確実に稼ぐ手段」として立ちんぼを選んでいます。
一方で、立ちんぼをする女性たちの多くは、自らの行動に対して複雑な感情を抱いていることも感じました。彼女たちが抱える「他に選択肢がない」という現実は、非常に重いものであり、社会全体としてこれをどう受け止め、支援していくかが問われるべきです。
また、彼女たちが出会う客層についても注目すべき点があります。主に中年男性であり、家庭や仕事で満たされない部分を埋めるために、立ちんぼに依存している人々が多いことがわかりました。これは、立ちんぼの女性たちだけでなく、客側の男性たちもまた、現代社会の中で孤独感や疎外感を感じていることを示しているように思えます。家庭内でのコミュニケーション不足や、仕事のストレスがこうした行動に繋がっているのかもしれません。
私の意見としては、まず第一に、立ちんぼや援交が社会において問題視されるべき理由は、単に道徳的な観点だけでなく、これが経済的不平等や社会の疎外感の表れであることを理解する必要があると考えます。これらの行為を抑制するためには、女性たちが他に選択肢を持てるような社会的支援が不可欠です。例えば、女性の経済的自立を支援するための政策や、孤立した個人に対する心理的支援がより強化されるべきです。
また、社会全体として、援助交際や立ちんぼを選ばざるを得ない状況にある女性たちを非難するのではなく、彼女たちがなぜそうした道を選んでいるのかを理解し、彼女たちが他の選択肢を見つけられるようなサポートを提供することが重要だと思います。これには、教育や就業支援、そしてメンタルヘルスケアの充実が含まれるでしょう。
結論として、立ちんぼや援交は一部の人々にとっては一時的な解決策かもしれませんが、根本的な問題解決にはならないと考えます。社会全体で問題を共有し、理解を深め、具体的な支援策を講じることで、こうした状況が少しでも改善されることを望んでいます。